健康診断の結果票に並ぶ検査項目が「何を調べているのか」「単位は何を表すのか」を、医療の専門知識がない方にもわかるように説明しています。
略称(ALT、HbA1c など)や、ひらがな・カタカナでも探せます。
「mg/dL」は血液100mL中に何mg含まれるか、「g/dL」は血液100mL中に何g含まれるかを表します。「U/L」は血液1L中における酵素の働きの程度を示します。「%」は全体に占める割合です。「/μL」は血液1μL中の細胞数を表し、1μLは1Lの100万分の1です。「ng/mL」は1mL中に含まれる物質の重量を表します。「mmHg」は血圧や眼圧などの圧力を示す単位です。同じ検査名でも測定方法によって単位が異なる場合があります。
一つの数値だけに注目せず、関連する検査項目をまとめて確認することが大切です。例えば肝機能ではAST・ALT・γ-GTP・ALP、腎機能ではクレアチニン・eGFR・尿蛋白、糖代謝では血糖・HbA1cというように、複数の結果から身体の状態を考えます。「H」「L」「↑」「↓」などの表示は、その検査施設が設定した基準範囲より高い・低いことを示すもので、それだけで病気を意味するものではありません。
過去の健康診断との比較も重要です。基準範囲内でも年々変化している場合や、基準範囲をわずかに外れていても長期間ほぼ同じ値の場合があります。「要再検査」はもう一度検査して確認する必要があるという意味、「要精密検査」は健診だけでは判断できないため、より詳しい検査が必要という意味です。いずれも病気が確定したことを意味するものではありませんが、自己判断で放置せず、結果票の指示に従って医療機関へ相談してください。
基準範囲は医療機関・検査方法・年齢・性別などによって異なります。実際の判定は結果票に記載された基準範囲と判定を優先し、「要再検査」「要精密検査」「要受診」などの指示がある場合は健診機関または医療機関にご相談ください。本辞典は一般的な情報の提供を目的としており、個別の診断や治療方針を示すものではありません。
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